ワークサポート、ネジ付本体

油圧式ワークサポートは、加工時にワークの振動と変形を防止し、自己調整式のサポートを提供する装置です。
このシリーズは70barの圧力でも高いサポート力を発揮し、工作機械の低圧油圧システムに直接接続可能です。
選択可能な延長部（シャフト径16mm）により、通常はアクセスできない凹部や空洞内の表面を支えることが可能です。
複動式の場合、サポートピストン の戻りストロークは正確な時間で実行され、特にサイクル依存の装置において有利です。

サポートピストンは、小型の単動または複動シリンダーにより油圧で伸長・収縮します。ワークとのコンタクトはスプリング力により行われます。圧力スプリングは簡単に交換可能です。サポートピストンはシャフトがガイドされており、最大300 Nの側方向荷重を吸収できます。

サポートピストンはオフポジションで収縮しています。加圧時、単動または複動式シリンダーのピストンは内部ストッパーに対して伸長し、サポートピストンがスプリング力により既にクランプされたワークにコンタクトします。
作動圧が増加し続けると、円錐形油圧ピストンが下方に移動します。サポートピストンは低摩擦球面シェルを介してスロット付きロックブッシュによりロックされ、軸方向の荷重を吸収できます。
解放時には、作動圧が解放されます。円錐形油圧ピストンはスプリング力により上方に押し上げられ、これによりサポートピストンロックが解除されます。
単動式ピストンはスプリング力によりサポートピストンをオフ位置に後退させます。この動作は複動式ではより迅速に行われます。