フラットレバークランプ

高度なリンクシステム、空圧式位置モニター
組込み型およびブロック型、複動式、最大作動圧 120 bar

フラットレバークランプは、油路を通じた作動油を供給する治具用のコンパクトな油圧クランプです。フラットクランプレバーにより、クランプ点から数ミリメートルしか離れていない表面の加工が可能です。
複動式タイプは、時間やサイクルに依存するシステムに有利です。なぜなら、戻りストロークが正確な時間で実行され、クランプレバーの空圧式位置モニターが可能だからです。このシリーズは、70~120barの低圧油圧システムに直接接続可能です。

ヒンジクランプに圧力をかけると、ピストンがクランプレバーの後端に対して上方に移動し、クランプレバーをクランプ位置に回転させます。ピストン力は180°偏向してワークに伝達されます。クランプ力は作動圧とクランプレバーの長さによります。フラットレバークランプをリリースする際、ピストン上のフック形状のキャリアにより、クランプレバーがオフ位置に戻ります。空圧式位置モニターにより、クランプレバーのエンド両方をモニター可能です。

アドバンストリンクシステム

新開発のレバーキネマティクスにより、トラブルフリーでプロセス安全な動作を実現します。